理科カリキュラムを考える会

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理科カリキュラムを考える会

理科カリキュラムを考える会では、毎年1回(1月のはじめ、または12月の終わり)全国大会を開催しています。全国大会の目玉は2つあります。ひとつは、1年間に日本各地の研究グループで取り組まれたカリキュラム研究を発表・検討することです。もうひとつは、その年に最も重要であると考えられる科学教育の問題点について、専門家の方々に講演をしていただき、それを元に議論し意見を表明する場を持つことです。会員・非会員に関わらず広くご参加いただけます。会員の皆様には事前事後の資料送付やメーリングリストでの意見交換などの特典があります。全国大会への参加を機にご入会下さい。

全国大会のお知らせ

  • シンポジウム

    • 「教員の多忙化と少人数学級を考える−知の創造を実現する教育財政−」

    • YouTubeでライブ配信中!!

    • 2013年に行われた教育環境の国際比較「OECD国際教員指導環境調査(TALIS)」をきっかけに、日本の教員の多忙さや、日本の学校の教育環境についての問題点が浮き彫りとなりました。しかし、日本の今の教育財政政策でこれらの問題を解決していけるのでしょうか。

      今後の世界で求められるのは、新しい知を創造する人材であると言われています。そのような人材を育てることのできる教育を実現するために、次のような課題を挙げました。

      1.多忙で授業の準備もままならない教員の環境改善

      2.深く理解し、学んだ知識を応用できるような少人数学級の実現

      これらをただ主張するだけでは実現の道筋は見えません。今回は、ニューヨーク在住の国連児童基金(ユニセフ)本部・ジュニア教育エコノミストの畠山勝太氏と、文部科学省初等中等教育局の茂里毅氏をお呼びいたしました。学級規模や教員の環境に関する政策について、諸外国との比較を通して、教育財政の観点から議論していきたいと考えています。

  • 日時

    • 2015年6月28日(日)12時半〜17時
  • 主催

    • NPO法人 理科カリキュラムを考える会
  • 共催

    • 東海大学教育研究所
  • 協賛

    • 株式会社アルファ企画
  • 参加費

    • 無料 (資料・茶菓子代500円)

お申し込み

  • ※※申し込まれなくても参加できますが、資料準備のために下記アドレス宛に電子メールで参加のご連絡を下さると助かります※※

    • 電子メール:sympo@rikakari.jp
    • 郵送:〒177-0044 東京都練馬区上石神井3−31−1
    • 早稲田大学高等学院 理科カリキュラムを考える会事務局 小川慎二郎

プログラム

  • ・・・6月28日(日)12:30〜17:00(受付開始11:30〜)・・・

  • 開会「挨拶・シンポジウムの経緯説明」12:30〜13:00

    • 滝川洋二 東海大学特任教授・本会理事長
  • 講演「学級規模と教員政策の教育財政 −諸外国との比較から−」13:10〜14:40

    •     −教育財政はどうあるべきか?
    •     −学級規模と教育効果の関係は?
    •     −教員の多忙さはどうやって解消できるのか?
    • 畠山勝太 国連児童基金(ユニセフ)本部・ジュニア教育エコノミスト
  • 講演「文科省の取り組み −教育再生の動向から−」15:00〜15:30

    • 茂里毅 文部科学省初等中等教育局教職員課長
  • 各方面からの意見と議論 15:30〜16:50

    • 小松夏樹 読売新聞編集委員 ほか
  • 閉会 17:00